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小川 清行; 福田 幸朔; 岩本 多實
JAERI-M 8552, 19 Pages, 1979/11
熱分解SiCに対し焼鈍による強度と組織の変化を実験的に調べた。温度1200C-1600Cで、最大1246時間まで焼鈍を行った後、三点曲げ法によりヤング率と曲げ強度を室温で測定した。さらに、試料の密度と結晶子の大きさを測定するとともに、微細組織および破面の観察を行った。ヤング率と強度は焼鈍時間とともに増加の傾向を示したが、1600Cの場合にはその後、減少した。また、最初、樹枝状であった組織が高温ではグレン状に変化するのが観察され、これに伴ない強度も減少した。この組織と強度との関連について定性的説明を試みた。
小川 清行; 福田 幸朔; 岩本 多實
J.Mater.Sci., 11(7), p.1362 - 1365, 1976/07
被引用回数:3熱分解SiC試料を三点曲げ法によるヤング率と曲げ強さを、1600Cで焼鈍時間を変化させて測定を行った。その結果260時間焼鈍附近で極大値があり、以後は低減がみられる。この強度変化を試験片の顕微鏡組織と破面と対応させたところ、極大値を境としてある程度粒界割れから粒内割れへの変化がみられ、また小さなcleavage stepが後者の破面ではみられる。これから強度は微細組織によって影響されることがわかった。